第21回 NON カワムツ(アマチュアディラー)の巻

キット全容
 気付いたらまた1年位経っていました(汗)今回紹介するのは淡水魚のガレージキットです。といっても入手したのはかなり前のことで、ずっと押し入れで放置熟成していました。昔から身近な昆虫や川魚を捕まえるのが大好きでしたが、大人になってからはそうそう採りにも行けず、「チョコQ」等の生物系の立体物が世に出たことを喜びつつ、商品形態(パッケージング)の都合上魚の胴体に継ぎ目ができてしまうのを残念に思っていました(最近では500円ガチャのが有るみたいです地元では全然見かけませんが)。そんな中、ひょんなことからあるディーラーさんが2010年冬のワンダーフェスティバルで淡水魚のキットを頒布予定であると知り、友人Eに頼んでと一緒に買ってきてもらったのがこのカワムツとタイリクバラタナゴです。キットは川底を模したベースを含めほぼ全パーツを透明なエポキシ樹脂で型抜き(複製)しており魚類の表現としては理想的な処理といえますが、現在ではベッコウ飴のような感じです(これは当時のエポキシ樹脂では良くあることで、勿論このディラーさんを責めるものではありません)。カワムツ本体は全長約9cm、ベースの直径も約9cmです。同梱されていた組立図に記載されていたディーラーさんや販売サークルのurlにアクセスしてみましたが、残念ながら繋がりませんでした(現在2025年、もう10年以上昔の情報です)。
pickup
キットデータ
メーカー

アマチュア

スケール

NON 

材質

エポキシ樹脂

当時価格

不明  

 左は生きたカワムツの画像です。実は子供の頃はカワムツを生で見たことがなく、コロナをきっかけに川でのチョイ釣りをするようになって、初めて本物のカワムツと対面できたのです(他にも「死ぬまでに生で見たい生き物」がまだまだいます。オオクワガタ、タマムシ、ルリボシカミキリ、タガメ、...シーラカンス)。画像のこのカワムツは全長15cm位だったでしょうか、ということは成長の過程で今回紹介したキットのサイズのカワムツも存在することになるので、1/1スケールといっても問題ないでしょう(魚類は大部分この理屈でいけそう)。