第20回 VF−1バルキリー(各メーカー)の巻

 前回の更新から何と3年程経過していました(滝汗)。今回は20回記念ということで、以前にも少し触れたVF−1バルキリー特集です。VF−1バルキリーが80年代アニメカモデラーにとっての"決着"アイテムのひとつであることは既に書きました。変形がVF−1をはじめとするバルキリー達の大きな特徴であるのは異論のないところではありますが、それは立体としては(とりわけ卓上サイズの玩具にとっては)困難であることも事実であり、各形態固定(非変形)のキットも数多く発売されていました。今回はそれらの中から手元にあるものを幾つか紹介したいと思います(左はクリッカブルマップとなっています)。
(向かって左)CLUBM製1/72ファイターバルキリー(13800円) レジン製(脚柱等細部はホワイトメタル製)。スーパーパーツ無しの状態で小型ミサイルと劇場版準拠の四角いミサイルポッドが付属(デカールは同社スーパーファイターと共用か?)、エルロンは別パーツながら主翼は後退しないようです。キャノピーはバキュームパーツです。当時は1/72のファイターはイマイの可変タイプかスーパーバルキリー(実質ガウォークバルキリー)しか選択肢がなく、いずれも機首の形状に不満があり、正しい形状のファイターのキットが切望されていました。
(向かって右)イエローサブマリン製1/144スーパーバトロイドバルキリー(5500円) レジン製。劇場版のA型を再現(S型のストライクバルキリーも発売されていたと思われる)。閉じた主翼と開いた主翼(ミサイルポッドと反応弾を懸架可能)が選択可能。インストにはありませんが、スーパーパーツを使用しなければノーマルのバトロイドとして組むこともできそうです。
pickup
 左の画像は海洋堂製1/72バトロイドバルキリー(2500円) ソフトビニール製、固定ポーズ。ヒーローフィギュア的方法論で造形されており、恐らく左右非対称。スネ等に見られる曲面形状が素晴らしい。どこに仕舞い込んだかわからなくなってしまった為、ネットで見つけた画像にリンクを貼っています。「コレを関節ごとにバラして中に可動骨格を入れれば理想のバトロイドが...」と妄想していた時期がワタシにも有りました。
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   淡水魚

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