まずはコクピットの加工です。この部分の目処が付かないと胴体の貼り合わせができないので、最初に手を加えることにしました。
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キット状態では赤○を付けたような部分が有ります。これはパイロットの頭部を表現しているらしいのですが、余りにも・・・なので切除してしまいます。
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コクピット内の塗装には、ガンダムマーカー(GCIクレオス)を使用してみました。零戦のコクピット色には何種類か有る様で左側がラッカー系の指定色(手前から中島系・三菱系・青竹色)です。ガンダムマーカーの近似色は手前から順に、ザクダークグリーン・ザクライトグリーン・ガンダムメタグリーンになるかと思います。
今回製作している52型の塗り分けパターンは中島製のものなので(このように資料や記録を元に再現していくことを「考証」といいます)、中島系に近いザクダークグリーンを用います。 |
ここで、二通りの工作をして比較してみました。奥は私がいつもやっている方法で、コクピットを四角く切り抜いて内側にもザクダークグリーンを塗装したものです。手前は切り欠かないでザクダークグリーンを塗装した後、切り欠きに相当する部分を黒に近い色で塗り分けたものです。ガンダムマーカーは思っていたよりも塗り易いです。キャノピー越しに見る限り違いは殆ど有りませんので、手前の方法を採用します。
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