「ハリボテ」ってどういうもの?
本来「張りぼて」は、張り子(木や竹の骨組みに紙を貼り着色したもの)で作った芝居の道具などを指すものです。歴史上有名な「墨俣の一夜城」も巨大な張りぼてです。
一般的な「張りぼて」は非常にもろくその場しのぎのものなので、「せっかく作ったからには何度も繰り返し使用したい」という思いはなかなか叶いません。
ここで取り上げている「ハリボテ」は、何度か使うことを念頭に置いて経時劣化・分解保存に気を配った上で完成度や見栄えも追求するという従来無かったタイプの作り物です。
製作物の形態としては、剣や銃などの小道具・鎧やかぶりもの・着ぐるみ・大型ロボット等、かなりの応用が効くと思います。