発売からかなり経過しましたが、ようやくコンビニにて零戦52型を発見し購入できました。21型・22型に続き実機の開発順にキット化されたことになります。
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部品点数・パーツ割は既発売の22型とそっくりです(しかし価格は税込840円に上昇)。戦争後半には爆戦(爆撃機型)も作られたので、21型の様にコンパチ部品で爆弾が付属すると良かったのですが。増槽は22型と同一のものが付属。機首部分の集合排気管はもちろんのこと、20mm機銃の銃身もきちんと再現されています。
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赤丸を付けたプロペラ軸を見る限り、プロペラ回転仕様(翼コレクションEXや翼コレクションSPS)が予定されているようです。順当に行くと2012年末から里帰りしているマロニーの52型(61-120)辺りかな?→註:既に岩本徹三機が発売されていました。
黄丸を付けた主翼下面の20mm機銃点検扉のバルジは32型〜無印52型までのものです。今後(万一)52丙型等が発売されるなら、このランナー配置では完全新金型でということになるでしょう。 |
ざっと組み立てたところ。機首部分に若干隙間が見られるものの、他の部分の合いは大変良い(要接着の筈なのに、嵌めただけで画像の状態)です。22型(向かって右)と比較すると主翼の幅が狭くなっているのが良くわかります。
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ハセガワのワンアワーシリーズ52型(向かって右)との比較。ワンアワー製作時の定番工作のほとんどが必要なくなりました。
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前回作成した童友社旧52型主翼+22型胴体の52型(向かって左)との比較。主翼に関しては旧キットも良くパネルラインを再現しているようです。
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「満を持して」という言葉が正にぴったりなキット内容です。この新しい52型をベースにすれば素晴らしい零戦バリエーションが...いや、止めておきましょう。ベースキットとの出会いも一期一会、最初にこのキットがあったとしても、バリエーション計画を実行に移すことはなかったかもしれません。
「零戦フォーエバー」と冠しているところを見ると、翼シリーズの零戦もこれでおしまいなのでしょうか? |