アナウンスされていた零戦22型が発売されたので早速購入してきました。
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実機は21型とかなりの部分が似ていますが、キャノピー以外は新金型でした(箱にも新金型と明記)。機首部分の差異はもちろんのこと、垂直尾翼の方向舵修正タブや主翼下面の20mm機銃点検扉のバルジもきちんと再現されています。なお、21型に付属していた爆弾とコンパチ部品のプロペラは(必要が無いので)付属しません。
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赤丸を付けたエンジン部品とプロペラ軸を見る限り、最初からプロペラ回転仕様(翼コレクションEXや翼コレクションSPS)が予定されているようです。
特筆すべきは黄丸のピトー管、21型には無かったものが今回は再現されています。童友社の真摯な姿勢には頭が下がります。 |
ざっと組み立てたところ。21型(向かって左)同様、部品の合いは大変良いです。機首周りの違いが良くわかります。
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前回作成した童友社21型主翼+ハセガワ52型胴体の22型(向かって左)との比較。新しいキットの素晴らしさは当然として、2コ1の方も負けていないと思います。
ここで天の声キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! 前回余った童友社52型の主翼と新しい22型の胴体を組み合わせてみましょう。 |
前回の逆の組み合わせなので主翼と胴体には隙間ができます。まず0.5mmプラ板を一枚貼り、くさび形に削ったプラ板を隙間に詰めて接着、硬化後整形しました。
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主翼後側の胴体との接合部は前回とは逆に隙間が開くので、3mm幅のプラ板を貼り足して硬化後削り込み。なお、塗装が剥げているのは以前実験に使用した為。
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加工した部品を組み合わせたところ。あとは集合排気管を追加してやれば工作終了です。童友社同士の合体なのでモールドの一体感があって良いです(52型のモールドは少し浅いので針等でなぞると良いかもしれません)。童友社の52型は元はマルサン製のベテランキットで現在の目で見ると辛い部分が在るのですが、こうすれば満足できる完成度の52型が手に入ります。
・・・と思っていたところ、2011年秋のホビーショーで新金型の零戦52型の開発アナウンスが!!52型バリエーション、「コインシリーズ」改修でもう殆どやっちゃったよ(泣) |