デカール貼付後にアンテナを接着して缶スプレーのつや消しクリアを吹き、キャノピーを取り付けた状態。針金で自作したクルシーのアンテナを追加した為、後部キャノピーは中央の接続用ダボを切除して接着してあります。この製品ならではの姿ということで、中央部キャノピーをスライドさせ、翼端を折り畳んでみました。
何とか完成できたものの、製作中のストレスはかなりのものでした(笑)とりわけ色に関しては、「成型色仕上げであったなら...」「容易に入手できる模型用塗料で塗装されていれば...」「いっそのこと全部塗り直してしまおうか...」等悶々と思い続けていました(購入者がこの食玩を塗り直すという状況をメーカー側は想定していないと思われるので、「無い物ねだり」に他ならない訳ですが)。 |
第一弾からおよそ半年を経た2017年10月に第二弾が発売されました。21型のカラーバリエーション或いは一部部品を共用した他形式(52型あたり)が予想されましたが、発売されたのは前者で、台南航空隊の5種類(7機)がラインナップされています。今回はガムは付属しません(流通は玩具・模型系)。定価が1100円となった代わりにクリアブルー成型のスタンドが付属するのが大きな特徴で、機体色は昔から馴染みのある明灰色に変更され、日の丸部分は塗装となりました。ただ、胴体の帯が相変わらず塗装で再現されており、しかもブラインドボックス仕様なので好きな機体を選ぶことができません(よってオークションにて坂井三郎機V-138を確保)。組み立て精度が若干調整されたという情報もありますが、これ1箱しか購入できなかったので確認には至らず(そもそももう組みたくない)。
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エフトイズ2種類目の食玩は、完全に意表を突かれた(笑)彗星12型です。零戦同様脚やラダー等が可動する他、爆弾倉の扉が開閉し投下器が可動します(購入していないので画像はHobbySearchのもの、クリックすると同サイトへの別窓が開きます)。塗装は3種類で、ブラインドボックス仕様なので塗装の選択はできません。
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エフトイズ3種類目の食玩はFw190A(5?)です。脚やラダー等が可動しますが、零戦の翼端や彗星の爆弾倉のような特徴ある可動部を備えた機という訳ではないのでこれまた予想外のアイテムです(購入していないので画像はHobbySearchのもの、クリックすると同サイトへの別窓が開きます)。塗装は1種類のみです(スワスチカは塗装もデカールも無し)。
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エフトイズ4種類目の食玩は隼2型です。零戦に準じて脚やラダー等が可動する他、フラップも可動するようです(購入していないので画像はHobbySearchのもの、クリックすると同サイトへの別窓が開きます)。塗装は1種類です。
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エフトイズ5種類目の食玩はスピットファイアMk.IXです。これまでのシリーズにはなかった、脚を外側に向けて折り畳むギミックが再現されています(購入していないので画像はHobbySearchのもの、クリックすると同サイトへの別窓が開きます)。塗装は1種類ですが、5機分のデカールが付属します。
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エフトイズ6種類目の食玩は再び零戦21型のカラーバリエーションとなりました。今回は濃緑色で上下が塗り分けられた、中島製の零戦です。純粋なカラーバリエーションで、三菱製の零戦と微妙に形状の異なるノーズコーンは残念ながら再現されていません(購入していないので画像はHobbySearchのもの、クリックすると同サイトへの別窓が開きます)。塗装は1種類で、5機分のデカールが付属します。
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「全遊動」シリーズ第二弾、上下塗り分けの零戦21型の発売がアナウンスされました(上の明灰色の零戦すら店頭では見たことがありませんが)(画像はHobbySearchのもの、クリックすると同サイトへの別窓が開きます)。以前プラッツ限定だった、豹部隊を含む2機用のデカールが付属するようです。
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最近ではメーカー製プラモデルが供給されにくい(利益が薄いから?)1/72の単発機のしかも塗装不要のものが、期間限定とはいえスーパー等で容易に入手できるというこのシリーズは、ファン層拡大の面でも大変魅力的です。メジャーどころではスピットファイアが発売されました。今後は飛燕・疾風・紫電改・メッサーシュミット・ムスタング辺りを期待したいところ。趣味に走るなら、ABS樹脂の弾性を活かしてヘルキャット等の豪快な主翼折畳みを再現してもらいたいです(更に欲を言えば晴嵐が見たい...フロート2つもあるから箱サイズ的に無理か?)。 と言っている間にジェット機路線に突入、かと思えばキット状態での販売、エフトイズはどこへ向かっているのか? |