前回より引き続き、カウリング分割線の変更を行います。
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前回接着したプラ片の完全接着を確認し、不要部分を切除していきます。
(1)学生時代より愛用の爪切り、曲面の作業に向いています。 (2)カッターで水平になるように削ります。 (3)ヤスリで段差をなくします(カウリング部分の塗料がはげる位まで削る) (4)同じ要領で2枚目を貼り、数日間放置。 |
更に数日後。同じ工程を繰り返して3枚目のプラ片を貼るのですが、そのままだと厚過ぎるので予めあてがってみて少し薄く削ってから接着します。
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削り終えたカウリング。赤い見当線と比較すると良くわかりますが、角の部分がハッキリとしていません。これではよろしくないので、この部分を継ぎ足して角を立ててやることにします。その方法ですが...
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だいぶ少なくなったプラモデル用接着剤で、溶剤が蒸発してドロドロしています。ハケがほとんど届かなくなっており、このまま置いておくとやがて固まって使えなくなってしまいます。これを有効利用してパテを作ります。パテというのは硬化するとプラスチックに近い状態になる粘土のようなものだと思って下さい。
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キットのランナーを約5mm程度に切っているところ。これを接着剤の中に入れて放置しておくと数日後には溶けてドロドロになり、パテが出来ます。パテは市販もされていますが、この方法で作れば無駄が有りません。
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