ここまでの作業により剥げてしまった部分のリタッチと塗装されていない部分への追加塗装を行いたいのですが、まずは下準備。

　以前書いたように、今回はガンダムマーカーのみを用いて塗装を行ってみます。一口にガンダムマーカーと云っても様々な種類が有りますので、まず相互の力関係を調べることにします。上から順に、メッキシルバー（アルコール系）,通常のガンダムマーカー（アルコール系）,ガンダムマーカー（水性）,リアルタッチマーカー（水性）,ウエザリングマーカー（水性）,スミ入れふでペン（水性）。

　プラ板に各マーカーを２回塗り、30分置いて乾燥させた後直行するように塗り重ねて下地の様子を見る（画面では水平方向が後塗装）。下地の方が強力なら重ねた色に影響が出ない筈。概ね最初に並べた通りの強弱関係でした。ついでに消しペン（Ａ）も試しておきます。アルコール系のマーカーにのみ効くようです。ちなみにＢは水で、当然水性のマーカーを落とせます。

　スライドマーク（水デカール）を貼る為には水性マーカーをコートする必要が有ります。ここではラッカー系のクリアーを試し吹きしています。

　クリアー乾燥状態。水性のものもきちんと定着しているようです。これらのデータを元に、各部品を塗り上げる順番を考えることにします。