レッドミラージュ

ウェーブ 1/144スケールプラスチックキットの攻略

−EDレッドミラージュ2コ1計画−

<その13>

某オークションで組み立て中のEDレッドミラージュ(デカール無し)を格安で落札。この部品を使い、かねてから温めていた「理想のレッドミラージュを作る」企てを実行に移すことにしました。

2014年1月
 読み込み速度が遅くならない様、ページを分けました。2コ1計画の先頭はこちらです。

 12年目に突入、今年こそ完成させたいところです。先月型取り複製したレーザースパッド部品の整形を開始したのですが...画像上段が元部品で中段が複製品です。何本かやってみたもののいずれも整形中に断面が楕円っぽくなってしまい、使用には耐えないと思われました。そこで先月折ってしまったキットパーツの軸の部分のみ1.5mm真鍮線に置換したものが下段です。真鍮製なので筋彫りとかできませんがそこは見なかったことにします。
 スカートアーマーに刺さっているのは、複製失敗した部品の柄部分を切り飛ばして付根のみにしたもので、断面が楕円だったので円に近くなるよう修正している途中です。
2014年2月
 天候を窺いながら、レーザースパッド部分から塗装を開始しました。隠ぺい力が強いとされる鉄道カラーですが、劇的には違わないというのが正直な印象です。
 透明部品の塗装に秘蔵の蛍光クリスタルイエローの缶スプを使おうと思って引っ張り出してみたものの、ガス圧が下がってしまっていたのでやむなく蛍光イエローを購入して吹いてみました。塗膜保護の為にクリアーでコートした方が良いのだろうか?やる前にテストしなければ。
2014年3月
 先月蛍光イエローを吹いた光剣の刃は、テストの結果クリアーコートが必要と判明。
 本体の白塗装を開始し、小物が大体塗り終わったところで鉄道カラースプレー1本終了、念の為新たに1本手配しました。
 画像はメタル製のレーザーリフレクター。真鍮ブラシで研磨後ツールクリーナーで洗浄し、反射面にクリアーを吹いてからマスキングゾルを塗ったところです。できれば地金の色を活かしたいと思っています。
2014年4月
 春になって晴天の日が多くなったこともあり、スプレー吹きは比較的順調に進行。白スプレー2本目を使い切りあと少しだけ未塗装部品が残っている状態です。先月の画像にある実剣の柄部分のマスキングが一部洩れていることに塗装直前に気が付き慌てて追加しました。危ない、危ない。
 レジン製の胸部パーツに新たに気泡が見付かった為、タミヤの瓶入りホワイトサーフェーサーを用いて埋めてみました。白色故埋まっているかどうかの判断が難しいです。
2014年5月
 残っていた白塗装が終了したので、余剰部品のコーラス版ベイルを同じように塗装して墨入れ塗料の具合を確認しました。向かって左側はタミヤのスミ入れ塗料(グレイ)をそのまま使用、向かって右側はスミ入れ塗料(グレイ)にフィールドブルーを加えて青味を強くしたものです。こちらでいきたいと考えています。拡大画像はこちら
2014年6月
 太腿付根の関節部分の塗り分けを忘れていたことが判明。エナメル系塗料を使用してプラを侵してもシャレにならないし、ラッカー系塗料だと白色でリタッチするのが大変そうだし、と思案した結果、最近発売された水性塗料のアクリジョンを使用することにしました。念の為マスキングゾル改で塗り分け位置を保護した後黒鉄色→クリアーブルーの順に塗り重ねてみたら結構いい感じに。思っていたより塗り易いので塗り分け境界部分を面相筆でリタッチすることにします。同様に実剣の鍔はラッカー系の銀色の上からアクリジョンのクリアーイエローを重ねてみましたが、こちらは何となく濁ってしまったので別の方法を考えることにします。
2014年7月
 ベイルにスミ入れし、ミラージュマークのデカール(インジェクションキットのもの)を貼付。これを塗り分けで再現する自信は全く有りません(断言)。元はアクションフィギュアのベイルなので当然合わないところも多少有りましたが、ソフターで無理やり貼りました。太腿や向う脛もデカールで処理したいところですが、膝周辺の隙間を埋めたのでデカールが使用できない可能性も...それはそうと、何故ミラージュマークが1つ切り出されているのだろうか??
2014年8月
 ベイルに引き続き、できるパーツからスミ入れ→拭き取り(→デカール貼付)→クリアーコートといった一連の処理を行っているところです。現状でおよそ1/4位が終了といったところでしょうか。
 向う脛上端の、膝アーマーとの隙間にプラ板を貼り足した箇所に予め細切りデカールを配置しておけばデカール処理できるのではないか?という邪な考えを実行。細切りデカールは機体番号のうち不要そうなもの(3159年大破、とか)を調べて使いました。上手くいくかどうか...
2014年9月
 スミ入れ済部品のクリアーコートは半分位終了したように思います。
 向う脛のラインをデカールで処理すべく色々と画策しておりましたが、いざデカールを貼付してみると凹曲面にデカールが追従せずに浮き上がってしまいあえなくボツに。やむなく筆塗りすることにしてデカールの色と手持ちの塗料とを比較したところ、シャインレッドが色調が近いようです。
2014年10月
 例年この時期に実施されている職場の超過勤務調査、幾ら業務が重なったとはいえ1週間で28時間とかヒドス...
 カウンターウェイト基部のグラデーション塗装を行いました。ハリボテの時は黒鉄色を吹いたのですが、サイズが小さいので急激に色が変化しないようスモークブラックを吹いたところ...見事にキツ過ぎましたOTL
 向う脛と太腿のラインは先月の試行通りシャインレッドを筆塗り、なかなかムラがなくなりません。ミラージュマークのデカールは(遺憾ながら)別キットのものを持ってくるか。
2014年11月(その1)
 塗装を終えた部品の組み立てに突入、ようやくトンネルの向こうに明かりが見えた気分です。ノド・手首・腰アーマー基部等に微調整が必要になり、修正を行いました。修正後のリタッチには主にアクリジョンを使用。従来の水性カラーより扱い易いので重宝しています。
2014年11月(その2)
 安全に確実にLEDを立たせるにはベース(飾り台)が不可欠という結論に達し、1/144ロボ用と表記されているイエローサブマリンのモデルカバー(スクエア小)を購入。お手軽にフロートテンプルの石畳を模した仕上げとするべくKATOのシーナリーペーパー(砂目タイプ)を調達したものの、幅が足りず結局スキャンしてシール用紙に印刷するハメに...
画像は石畳の継ぎ目位置を検討しているところ。鉄球を先端に埋め込んだ実剣の鞘を上手く立てる為にベース裏面に配置した100均の超強力マグネットの位置がわかり易いよう工夫しました。
2014年12月
 遂に完成です
 実剣を大地に突き立てて力強く直立したこのポーズを取らせたいが為に、先月の更新時に急遽掌の窪みを作った次第です(交換用手首を多数準備しておいたのが功を奏し、掌が見える場面はなさそう)。ただ、ベース裏面に仕込んだマグネットの威力が足りず実剣の位置が上手く定まらないので、早速出展した地元の展示会では発光していない光剣の柄を握った右手首を取り付けました(光剣を持たせた方が絵的には映えるのですが、ベイルを地面に突き立てたまま抜刀というのも何だか変なので)。

ご覧頂いた皆様、激励下さった皆様、気長にお付き合い頂き有難うございました


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